夕方から夜にかけて帰宅するとあまり気にならないのに、日中に家にいると気になるものといえば……そう、ホコリです。
こまめに掃除する人でも、なぜだか毎日どこかからやってくるホコリ。極端に放っておくと、アレルギーの原因になってしまうこともあります。
わかってはいるけど、わざわざ掃除機を取り出してまで掃除するのが面倒というあなたへ、今回はさらに便利になった最新型ルンバの性能や使い勝手を紹介します!
自動掃除機といえばルンバ
誰もが一度はルンバが欲しいと思ったことがあるのではないでしょうか?
ルンバとは、人間の代わりに自動で掃除してくれる「ロボット掃除機」のこと。
別メーカーからロボット掃除機はいくつも発表されていますが、ロボット掃除機と聞くとまず思い浮かべるのはやはりルンバですよね。
内蔵されているカメラやセンサーを使い、障害物や段差などを避けて部屋中を隅々まで掃除してくれる優れものです。
壁伝いに掃除する、らせん状に掃除するなどの簡易的なアルゴリズムのおかげで、ゴミの取り残しがないように清掃することを可能にしています。
今までのルンバとの違い
2002年に初めて発売されたルンバは、第一世代から第二世代、そして現在も販売中の第三世代にいたるまで進化を続けてきました。
ルンバ960と最新型ルンバ980の違いにフォーカスをあてて、性能の差をチェックしてみましょう。
優れた吸引力・ゴミの除去量!
ルンバ980の特徴は、なんといっても吸引力の高さ。
前作の960と比べても2倍、2012年に発売された600シリーズと比較するとなんと10倍もゴミを吸い取ってくれるというのですから驚きです。
高い吸引力を活かして、溝が深いドアのサッシレールや、人力では取りづらい四隅の角などもバッチリきれいにしてくれます。
980からは新しく「ハイパワーモーターユニットG3」が搭載され、カーペットやラグ上で自動で吸引力を引き上げるようになりました。
ルンバといえば毛足の長いものの掃除は苦手であるイメージが強かったですが、新モーターのおかげでじゅうたんの奥に隠れているほこりやゴミまで吸引してくれるように進化!
床だけでなくカーペットやラグまでピカピカにしてくれる。これだけでも最新型ルンバがいかに優れているかわかるかと思います。
最大稼動時間がアップ
一度の充電で稼働できる時間も長くなりました。
- ルンバ960:最大で75分まで
- ルンバ980:最大で120分まで
時間数でみると1,6倍の稼働時間数アップです。
ただ、実際にルンバの動きを見たことがある人ならわかると思いますが、正直なところ稼働時間は75分でも十分に思えます。
よほど広い部屋、もしくはかなり乱雑に散らかっている部屋でない限り、75分もあれば掃除時間は十分事足ります。
さらにルンバは充電がなくなったら自分で充電しにホーム地点へ帰ってくれるので、あまり気にする必要はないでしょう。
在宅中にルンバを稼働させる人で、何度もルンバに足元を往復してほしくないという人には役立つかもしれません。
付属品数がアップ
ルンバは基本的に使い出してからしばらくの間こまらないよう、交換用の付属品がついています。
ルンバ960の付属品は
- 交換用フィルター1個
- 交換用エッジクリーニングブラシ1個
- デュアルバーチャルウォール1個
ルンバ980の付属品は
- 交換用フィルター2個
- 交換用エッジクリーニングブラシ2個
- デュアルバーチャルウォール2個
付属品の内容は同じですが、個数が全て1個から2個に増えています。
とくにうれしいのが、デュアルバーチャルウォール数の増加。
小動物のペットゲージの近くや、壊れ物の付近など、近寄らせたくない部分に設置しておくとルンバが来なくなる機能をもつデュアルバーチャルウォールは、一つでは足りない家庭が多かったのです。
新しく買い足すと公式で8,100円(税込)もかかるので、どうせ買い足すなら最初から付属しているほうが気持ち的にもありがたいですね。
我が家ではルンバが近寄ると怖がる小動物ゲージの近くと、2階を掃除させるとき用のために階段部分に設置しています。
高性能になった代わりに価格もアップ
どんどん進化していくルンバに比例するように、販売価格もどんどん上がっています。
新しい機能が増えているので仕方がないのかなとも思いますが、気軽に既存品からバージョンアップさせようと思うには少し高すぎる価格です。
公式ストア価格では、ルンバ960は97,070円(税込)、ルンバ980は135,000円(税込)と、値段の差はなんと37,930円!
付属品が多く付いているので実質の差は24,430円ですが、それでもかなり大きな差に思えます。
かなり古いルンバを使っている人や、故障をきっかけに新しいルンバを買い直す人は最新型ルンバをおすすめしますが、現在960を使っている人は無理に13万円以上出して買い直すほどではないでしょう。
ルンバ980のおすすめポイント
それでは実際にルンバ980を使ってみた結果、どこがおすすめなのかを具体的にピックアップしました。
まだルンバを使ったことがない人は、ぜひ参考にしてみてください。
ルンバ専用アプリで掃除日時を予約!
ルンバを購入して一番感動したのが、このルンバ専用アプリ「iRobotHOMEアプリ」です。
専用アプリを使えば、外出中にスマホからルンバを稼働させたり、何曜日の何時から掃除するといったスケジュール予約機能を使うことが可能に。
毎日仕事前にスイッチを押すという一手間がないだけでもかなり助かります。
スケジュール予約をしておくだけで、帰宅したらいつでも床がピカピカなのは気持ちがいいものですね。
掃除してくれた場所が一目でわかる
さらにアプリの便利な機能の一つが、「CleanMapレポート」という機能。
ルンバが部屋を自動で緑色にマッピングし、どの部分を掃除したかが一目でわかります。
しっかりと壁を認識し、ソファーや机の足などの障害物は白色で表示。ほぼ正確に部屋全体をマッピングしている姿にはいつも感動させられます。
万が一コードなどに絡まって先に進めていない部分があればマップを見ればわかるので、そういった部分はルンバが掃除しやすいように生理整頓してあげましょう。
ゴミが多かった部分はマップ上にマーキングしてもらえるので、そういった部分もルンバが通りやすいようにしてあげてください。
ゴミが多い場所を一度記憶すれば、ルンバはその地点を重点的に掃除してくれるように学んでいきます。
アプリがない世代のルンバの場合、本当に掃除しているのだろうか?と心配になることも多かったですが、CleanMapレポートが追加されたことでそういった心配は一切なくなりました。
掃除してほしくない部分には「デュアルバーチャルウォール」
先ほども少し触れましたが、付属品のデュアルバーチャルウォールがとても便利です。
デュアルバーチャルウォールの使い方としては二種類。
- そこから先に進めなくするバーチャルウォールモード
- 半円形で60cm以内に進入できなくなるヘイローモード
バーチャルウォールモードでは、人間には見えない「壁」を作り出すことで、その地点から先に進まなくなります。
例えばルンバが万が一落ちると危ない階段の部分や、どうしてもルンバに入ってほしくない玄関や浴室、バルコニー前などに設置しておくのがいいでしょう。
ヘイローモードでは、設置した地点から半径60cmに進入しないように設定できます。
ペットの餌や水入れの付近や、ペットの汚物が溜まるペットシーツの付近などには設置しておいたほうがいいでしょう。
他にも割れ物付近、ペットの寝床、不安定な設置物などの付近には設置しておくことをおすすめします。
今までのルンバはどうしても「ルンバ向きの部屋」にしておく必要があったり、どうしてもルンバで掃除できない部屋ができてしまう難点がありました。
しかしこのデュアルバーチャルウォールを利用することで、ルンバの利便性は飛躍的にアップし、どんな部屋でもスムーズに掃除してくれるようになったのもうれしいポイントのひとつですね。
ルンバは共働きの家庭や忙しい一人暮らしの人に最適
ルンバを高いと見るか、安いと見るかはライフスタイルに大きく左右されます。
毎日掃除をしても苦ではなく、時間がたっぷりとある人ならルンバは必要ないでしょう。
ですが仕事が忙しい人や、共働きの家庭ではルンバは価格以上の価値があると断言できます。
最新型のルンバを手に入れて、今の生活をもっと豊かにしてみませんか。
[楽天市場] [iRobotルンバ980]
★国内正規品 iRobot ルンバ980 R980060 ロボット掃除機 クリーナー 全自動掃除機 お掃除ロボット 価格:114,470円 |
[Amazon] [iRobotルンバ980]
iROBOT ロボットクリーナー ルンバ980 R980060 ブラック系 R980060 新品価格 |