今や眠気覚ましだけでなく、肝臓がんのリスクを下げるなど健康面でも人気のあるコーヒー。
作業の合間などに飲んでいたのですが、飲みたいと思うたびにわざわざ作るのが手間だなと感じていました。
そこで目をつけたのが飲料メーカー各種から発売されているコーヒーマシン。
有名どころだとアンバサダーやドルチェグストなどありますが、デザインがもっとも優れていたネスレのバリスタ50を購入することにしました。
今回はコーヒーが気軽に飲めるというだけでなく、メンテナンスの面でも利便性がアップした最新型のバリスタ50の実際に使ってみて気づいたことを紹介していきます。
スタイリッシュなデザインが目をひく
[参考:ネスレ公式サイト]
操作パネルと側面で色をわけることで、本格的なお店のマシンを思わせるスタイリッシュな雰囲気に。
カラーも選べるのでキッチンのイメージに合わせて選べるのもありがたいですね。今流行の北欧やナチュラル系の家には、ホワイトかウッド調タイプを選ぶのがおすすめです。
我が家もキッチンカウンターの天板は木で仕立ててあるので、同色のウッド調タイプをチョイスしました。
コーヒーメーカーといえば操作が難しいイメージがありますが、前面に大きな操作ボタンがわかりやすくついているため、初めて使ってもボタンに迷うことはありませんでした。
お店で飲むような濃厚な味わいと泡立ち
コーヒーメーカーに求められるのは、もちろんデザインだけではありません。
ボタンひとつでコーヒーが作れるからといって、美味しくなければ意味がないですよね。
コーヒーは淹れ立てというだけでも美味しいものですが、バリスタは家にいながらカフェメニューをなんと5種類も楽しめます。
・ブラックコーヒー
[参照:ネスレ公式レシピ]
まずは基本のブラックコーヒー。バリスタ専用のカートリッジと水を詰めて、マグカップをセットしたらボタンを押すだけでOK。
コポコポという音とともに、ゆっくりとマグカップにコーヒーが注がれていきます。
インスタントとは比べものにならない華やかな香りが部屋中に広がり、コクのある旨味と苦味で満足のいく一杯が楽しめるでしょう。
本物のお店と比べれば見劣りするかもしれませんが、インスタントでは味わえないキメ細かな泡を堪能できますし、家で飲む分には十分すぎる出来栄えです。
参考画像のように練乳を少量加えれば、砂糖の甘みとはまた違った飲みやすいベトナム風コーヒーに。
・マグサイズブラックコーヒー
[参照:ネスレ公式レシピ]
マグサイズブラックコーヒーは一体ブラックコーヒーと何が違うの?と疑問に思う人も多いかもしれません。
このボタンの違いはコーヒーの抽出量が違うだけで味に変化はないため、使用シーンに合わせて選んでください。
通常のブラックコーヒーが200ml、マグサイズブラックコーヒーなら250mlと、少し量が多め。
熱々を楽しみたいならすぐに飲みきれるブラックコーヒー、作業に集中したいときはたくさん飲めるマグサイズというように、状況に応じて使い分けています。
・エスプレッソ
[参照:ネスレ公式レシピ]
短時間で抽出されるエスプレッソは、とにかく味の濃さが魅力的。量は少ないのですが、その分ギュッと凝縮されてパンチの効いた苦味がクセになります。
ネスレのバリスタは、お店のような黄金のクレマと呼ばれる泡立ちがしっかりと作られるので、目でも美味しさを楽しめるのがポイント。
寒い時期はホットのままでいいですが、夏場の暑い時期はエスプレッソに氷を入れればアイスコーヒーに早変わりします。
通常のアイスコーヒーに氷を入れると味が薄くなってしまうので、アイスで飲みたい人はエスプレッソを利用するのがおすすめです。
・カフェラテ
[参照:ネスレ公式レシピ]
女性に一番人気のカフェラテ。ミルクを後からコーヒーに足しても作れますが、やはりカフェラテ機能を利用して作ったほうが美味しく仕上がります。
まずはカップに牛乳を60mlほど注いでおいて、カフェラテボタンをON。牛乳が泡立てられたあとにコーヒーが注がれるので、グラデーションが美しいカフェオレが出来上がります。
コーヒーが苦手な人でも牛乳が入ることで飲みやすくなりますが、それでも飲みにくい人は少し砂糖を足してもいいでしょう。
牛乳がない場合は、牛乳の代わりに粉末のブライトをスプーン2杯ほど入れてから注いでも問題ありません。
・カプチーノ
[参照:ネスレ公式レシピ]
ふわふわの泡が楽しめるカプチーノは、少し作り方が特殊です。まずは、ネスレのブライトをスプーン2杯分ほどマグカップに入れた状態でカップをセットします。
カプチーノボタンを押せば、セットしておいたブライトがきめ細かな泡が立ち、お店で飲んでいるかのような贅沢な一杯に。
飲んだあとに「泡のヒゲ」ができるほどクリーミーなので、一杯の満足度が違います。ブライトの量を増やせば泡が増えるだけでなくマイルド感が増すので、苦さが得意ではない人も飲みやすくなりますよ。
インスタントのコーヒーにブライトを足してもこうはならないので、このリッチな泡だけでも購入の価値があったと思っています。
そんなことまで!?専用スマホアプリを活用しよう
スマートフォンを操作するだけでコーヒーが淹れられる……嘘のような話ですが、ネスレのバリスタならスマホを使って近代的らしくコーヒーを淹れられます。
マシンがBluetoothに対応しており、ネスレ会員であればポイントが溜まったり、寝起きにすぐ飲めるように抽出時間を予約しておけたりと、とにかくアプリが便利。
豊富な機能がありますが、使ってみた中でとくにお気に入りの機能を紹介します。
自分好みの味を記憶!
コーヒーの濃さや抽出量など、アプリを使って記憶しておくだけで、いつ淹れても自分好みの味のコーヒーが楽しめます。
一旦お気に入り登録すればバリスタマシンが変わっても使えるので、職場や知人の家に同じマシンがあれば全く同じ味を再現できるのです。
自分のオリジナルコーヒーを友人に振る舞ったり、逆にレシピを教えてもらったりというのも楽しそうです。
SNSと連動しているため、他人のレシピをそのまま使えたり、自身の力作をSNSを通じて投稿することもできますよ。
コーヒー友達ができる?
ネスレアプリのすごいところは、コーヒーに関してだけではありません。
なんとネスカフェアプリを使っている友人や家族を友達リストに入れておけば、その人がコーヒーを飲んだタイミングで通知がくるようになっています。
遠方に住んでいてあまり連絡がとれない家族や友人と、一緒にコーヒーを飲んでいる気分になれるのは嬉しいですね。
また、SNSの「いいね」を押す感覚で気軽に定型文を送れるので、家族とメールや電話であまり連絡を取っていない人のコミュニケーションツールとしてもおすすめ。
美味しいコーヒーを飲むついでに、アプリの友達機能でメッセージをやりとり。ホッと一息の一杯が、もっと美味しくなりそうです。
[iOS ダウンロードページ]
[Android ダウンロードページ]
使い終わったあとのメンテナンスも楽々!
電源ボタンの下に、リンスボタンというのが付いています。これは従来のネスレのコーヒーメーカーには無かった新しいもので、簡易的な掃除を行ってくれるという操作ボタンです。
コーヒーを淹れるときのようにカップをセットしてリンスボタンを押すと、自分では洗浄できないバリスタ内部を洗浄してくれます。
たくさん飲んだあとや一日の終わりにボタンを押すだけでサッと洗浄できるのは、忙しい人や面倒くさがりの人にぴったりですよね。
電源ボタンの下にリンスボタンが大きく設置されているため、メンテナンスを忘れてた!といううっかり忘れも減りました。使用して結構な日にちが経っていますが、今のところ清潔に保たれています。
自分や家族がコーヒー好きなら必須グッズ
元々コーヒーを多く飲む人間だったので購入しても失敗はないとはわかっていましたが、まさか今時のコーヒーメーカーはここまで便利になっているとは知りませんでした。
自分はほとんどブラックで飲んでいますが、家族はカプチーノやカフェラテを食後に淹れて楽しんでいるようです。豆やコーヒーの知識がなくても自分で淹れた気分になれるのも面白いのかもしれません。
離れた家族へ同じマシンを贈って、アプリでメッセージをやりとりするというのも素敵ですね。
ただのコーヒーマシンで終わらないネスレのバリスタ。コーヒー好きなら一家に一台あって損はありませんよ。